「いいへんじ」稽古見学にいってきました
こんばんは、げんです。
題名の通り、「いいへんじ」の公開稽古に行ってきました。(結構前に)
まず、いいへんじ、とは、
早稲田大学演劇倶楽部(通称エンクラ)から派生した演劇ユニット。
2016年11月結成、2017年6月旗揚げ。
2017年8月、シアターグリーン学生芸術祭Vol.11で優秀賞を受賞。
2018年2月、下北ウェーブ2018に選出され、『つまり』を上演する。
答えを出すことよりも、わたしとあなたの間にある応えを大切に、
ともに考えるための作品づくりを目指しています。
(いいへんじHPより)
はい。早稲田大学にある演劇ユニットですね。
そんな「いいへんじ」をわたしが知ったのは、ツイッターからです。
そこで、たまたまブログを読んだんですが、なんと、それが、もう、ドストライクで、
内容も言葉も、自分が思ってるけど言葉にできない絶妙なところを言語化してくれてる気がして、
ここ一年、好みの芝居がうまく見つけられなくて、もやもやしてたので、こんな言葉に出会えるなんて、これは!もう!絶対観に行かなあかん!と思って、
で、その熱が冷めやらぬまま、公開稽古にお邪魔することが決まり、芝居を一度も観たことがないまま、早稲田大学に足を運びました。
早稲田、いいですねやっぱりワセダ。イメージというか、偏見というか、やっぱ活気のある学校だなって。廊下で人が踊ってたりして。
ジャンルを問わず、何か創作してるひとが必ずいる空間が日常的にあるのが、とってもいいなあって思います、ほんとに。
わたしが行った日の見学はわたし一人でした。
稽古がはじまる前に、『「言えない」についてのディスカッション』がありました。自分の行動を一歩引いて見つめる。その日は主に木村のばらさんが話していらっしゃいました。
そしてその後は稽古ですね。台本を持って立ち稽古でした。
印象に残ったのは、相槌が多い現場だなあということです。
作・演の中島梓織さんは、演出をつけるとき、考えながら話されます。調節する点に対して、感覚とか例を考えながら話す。で、それぞれの感覚等を、わかる?どう?と投げかけて、役者は、うん、と頷く、わかるよ、と聴く。
指示を与えて答えるのではなく、お互いに一生懸命に話す、っていう感じ。
わたしはそれがとても気持ちよかったです。
そして、とても丁寧な演出でした。隅々まで色が塗ってある感じ。白いところにも白い色が塗ってある感じ。
役者さんは全員の演技は見れなかったですが、ユニット構成員の3人のカラーはなんとなく掴めた気がします。
全てのシーンを見れたわけではないのですが、とても面白かったです。interesting のほうの面白さ?「せかいのはじめ」と同じ匂いがします。あ!哲学的な面白さ?そんな感じです。
本当に行って良かったです。次の記事でも書きますが、好きな劇団です。
みなさんもぜひ「いいへんじ」ちぇっくいっとあっぷ!
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いいへんじHP→https://ii-hen-ji.amebaownd.com/pages/880339/menu